耳をすまして

アンドリュース大学の教育学部のニュースレター用に、英語を教えた経験を元にした霊的な記事を書いて欲しい、と頼まれておりました。その締め切りが今日で、配られるのが明日なのですが、特別に今ここで公開しちゃいましょう! どうぞごゆっくりお読みください・・・


意味不明な雑音であふれている教室で、一日中過ごしたらどんな感じか想像してみてください。それはそんなに変わったことではないかもしれませんが、もし先生まで理解不可能な音を発していたらどうでしょう。しかし、これが大体のESL/ELL(英語が母国語でない)生徒達が、初めてアメリカに来る時に体験することなのです。私はそのような生徒達を数百人、これまで教えてきました。

アメリカにやって来る生徒達の心境は様々です。自分の世界が広がることを楽しみにしてくる子もいれば、自分で選んで来たわけでもないのに、と被害者意識を持っている子もいます。そしてその生徒達の性格も十人十色です。外交的で表現力が豊かな子は言葉の壁があってもなんとかコミュニケーションを取ろうとしますし、内向的で完全主義な子は完璧な英語が話せるまで口をきこうとしません。しかし、どんな子達もみんな英語を吸収し、そのうちに使うようになります。それぞれのスピードで、そしてそれぞれの方法で。

アメリカの幼稚園に一年通ったある子どもはこう言いました。「英語大好きだけど、まだまだわかんない英語がいっぱいあるんだ。だからもっともっと英語を知りたいな!」素晴らしいですね。またある中学生の生徒はこう話してくれました。「周りのみんなが何言ってるのか分かるようになるのに一年、自分の言いたいことが言えるようになるまで二年、勉強が満足に出来るようになるまで三年かかりました。」私は一人に対して週1-2回しか英語の指導が出来なかったので、彼らは殆ど「泳ぐか沈むか」という大変なサブマージョンの環境にいたのです。しかし神様は私達の頭脳を素晴らしく造られていますね。大人であっても赤ちゃんであっても、理解不可能な音声からなんとか意味を見出そうとするのですから。第二言語を学ぶ際は母国語のように自然にスムーズにはいきませんので、もっとサポートが必要となりますが。

ESL/ELLを教えてきた経験を振り返ると、それは神様の私達に対するコミュニケーションに少し似ているような気がします。まだ私達が罪人であった時、霊的な事柄は全く意味をなしませんでした。しかし聖霊と神様が送ってくださる周りの人々のサポートのおかげで、かつてはチンプンカンプンに思えていたことの意味がだんだん分かる様になってくるのです。さて今度は、言語を超えた、それでいて意味がちゃんとわかる音であふれている天国に自分がいるところを想像してみてください・・・

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