天才マルチリンガル青年が教えてくれたコトバの本質

17歳で20カ国語を操る天才少年が語った、“コトバの本質”が奥深い」という記事を知人がFacebookで紹介しており、とっても興味深く読みました。言語ネタ、やっぱ好きなんだよなぁ〜。お時間ありましたら、ぜひリンクをクリックして読んでみてください。ちょい長めですが。

そうそう、他の言語を話せると、何かの芸みたいに思われるもんです!私も留学中に日本に帰る度に、「英語、喋ってみて」ってよく言われましたっけ(こういう時、咄嗟に言うこと思いつかなくて、困ったわ)(英語圏で立派に通じる “Tofu” “Karaoke” “Harakiri”なんか、ネタ的にはいいかも)。英語だけでもそうだというのに、このティム青年のように20カ国語も話せるとなると、延々なる「○○語で〜〜って言ってみて」的リクエスト責めにあってしまうのでしょうね〜、お疲れ様です。しかし、彼がこんなに多くの言語を習得できたのは、天性の音に対するセンス、言語習得プロセスをシステム化できる知性、インターネットの効果的利用、そしてもちろん努力の賜物だと思います。全て彼と同じというわけにはいかないでしょうけれども、とても参考になりました!

さて、このティム青年が言語と文化の関連性について力説していましたが、「言語と文化」は「卵と鶏」みたいなもので、文化が言語を形作る面もあるし、逆に言語が文化を形作る面もあると思います。そして、どの言語にも翻訳不可能な、その言語にしかないキラメキ、みたいなものがあって、やはりその背後には独特の文化が脈づいていることが多い。そんなキラメキが、人をさらなるコトバの習得へと駆り立てるんじゃないかな。でも、翻訳なんかすると置き換え不可能な単語や表現に手古摺らされますが、双子みたいにそっくりさんにするのは無理でも、親友みたいな訳文が出てくることもあって、けっこう楽しいものです。私はやっぱり、詩を訳すのが一番好きなんですが、これってすごいチャレンジング。意味も同じく伝えて、かつ詩的に表現しなくてはならず、新しい詩を生み出すより大変だったりします。まぁ、読後感が近ければ、私的にはOKです(笑)。(自作の詩を訳すことについて、同じようなことを旧ブログで語ってたこともありましたっけ。)最近は大好きなサラ・ケイさんの”The Type“を日本語に訳しましたよ、って誰も訊いてないか。

母国語に加えて、第二言語、第三言語、と学んでいくと、それぞれの言語の特異性や類似性やパターンが見えてくるので、言語体系を俯瞰的に見ることができる、ひいては文化も俯瞰的に見ることができるのだと思います。彼が一番伝えたいのはそのことなのに、マルチリンガル芸人みたいにメディアに扱われてお気の毒でしたが、このTEDのスピーチでその憂さ晴らしと本来の目的を達成できたようなので、良かったですね!まぁ、私は元々芸人気質なので、皆さんに笑って頂きながら、いろんなコトバの楽しさを伝えられたら、と思っています。

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